大韓航空の旭川ーソウル線の定期便が就航した。就航を記念するセレモニーが6月1日に旭川空港の国際線到着ロビーで行われ、空港関係者や経済人、自治体の関係者約50人が就航を祝った。(写真は、旭川ーソウル線の定期便就航を祝う西川将人市長《右から3番目》、大韓航空常務・日本地域本部長の金正洙さん《同4番目》ら)

 就航記念セレモニーで西川将人市長は、「旭川ーソウル線の運航は今年は10月26日までだが、旭川をはじめ道北の皆さんに多く利用していただき、通年運航になるようPRに努めていきたい。また仁川(インチョン)空港は東アジアのハブ空港で、仁川空港を経由して世界の路線につながることもより多くの人に知ってもらえるよう努力する」と挨拶した。

 大韓航空常務・日本地域本部長の金正洙(キム・ジョンス)さんは、「札幌ーソウル線就航30周年を迎える今年、旭川の定期便就航を実現できたことをうれしく思う。韓国でも北海道は人気の地。世界各地から旭川を訪れてもらい、魅力を感じてもらいたい。また北海道から、多くの人たちに韓国を訪れてもらいたい」と話した。

 旭川ーソウル線は週5回(月水木金土)の運航で、1日1往復。旭川空港の国際線定期便就航は7年ぶり。 大韓航空はソウル・済州・釜山から旭川へのチャター便を1991年から運航、これまで56便の実績がある。西川市長らは、1日の就航第1便の折り返し便で、旭川近郊や道北地方への観光客誘致のプロモーションを行うため3泊4日の日程でソウルを訪問した。



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