全国の信用組合がオリエントコーポレーション(本社・東京都千代田区)と組んで発行しているクレジットカード「しんくみピーターパンカード」の北海道分の寄付金贈呈式が、3月18日に行われた。道内7信組を代表して空知商工信用組合(本店・美唄市)が特定非営利活動(NPO)法人「たよれーる」(岩見沢市)に25万円を寄付した。(写真は、寄付金の贈呈式。左から空知商工信組・伊藤智徳専務理事、たよれーる・今野鎮彦理事長=北海道信用組合協会提供)
「しんくみピーターパンカード」は、利用金額の0・5%が信組業界の選定した関連諸団体やロンドンのグレート・オーモンド・ストリートこども病院に寄付され、障害や難病と闘っている子どもや家族の支援活動、子どもの健全育成活動などに役立てられている。道内信組業界は、2002年度から年2回、一般社団法人北海道信用組合協会、オリエントコーポレーションとともに道内の団体に寄付を始めている。
今回は、岩見沢市で発達障害のある児童のデイサービスを行っている「たよれーる」に25万円を寄付した。「たよれーる」は、子どもたちの基礎体力向上のための遊具(安全性の高い大型ブロック)や時間の概念を視覚的に理解するための時計の購入資金などに利用する。3月18日の贈呈式で、空知商工信組の伊藤智徳専務理事が、「たよれーる」の今野鎮彦理事長に目録を贈呈した。今回の贈呈により「しんくみピーターパンカード」の道内寄付金は、延べ38団体、累計911万円になった。