北央信組が「しんくみピーターパンカード」寄付金を旭川育成会に贈呈

金融

 全国の信用組合がオリエントコーポレーション(本社・東京都千代田区)と組んで発行しているクレジットカード「しんくみピーターパンカード」の北海道分の寄付金贈呈式が、「しんくみの日」の3日、旭川市内で行われた。道内7信組を代表して北央信組(本店・札幌市中央区)が社会福祉法人旭川育成会(旭川市)に23万円を贈呈した。(写真は、「しんくみピーターパンカード」寄付金贈呈式。左から旭川育成会・松山直理事長、北央信組・林伸幸理事長=北央信組提供)

「しんくみピーターパンカード」の寄付金贈呈式は年2回行われており、今回は下期分。今年はコロナ禍のため、上期分は贈呈式を行わず寄付金を寄付先に送付したが、今回は参加者を限定した中で贈呈式を行った。

 この日、北央信組の林伸幸理事長が旭川育成会を訪問、松山直理事長に寄付金の目録を贈呈した。松山理事長は「子どもたちのために大切に使わせていただきます」と謝意を述べた。寄付金は、同法人が運営している「ほのぼの保育園」(0~5歳児を対象に101人が通園)が、絵本・遊具の購入に使用する予定。

「しんくみピーターパンカード」は、利用金額の0・5%が信組業界の選定した関連諸団体やロンドンのグレート・オーモンド・ストリートこども病院に寄付され、障害や難病と闘っている子どもや家族の支援活動、子どもの健全育成活動などに役立てられる。道内信組業界では、2002年から年2回寄付金の贈呈を始めており、今回の贈呈で延べ36団体、寄付金累計額は約792万円になった。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER