北洋銀行(本店・札幌市中央区)は1日、TV会議システムを利用して2020年度新入行員に頭取メッセージを伝えた。新型コロナウイルスの感染予防のため、今年は新入行員を集めた入行式を行わずこの方法に切り替えた。(写真は、TV会議室システムで新入行員にメッセージを伝える北洋銀行・安田光春頭取)
北洋大通センター7階の小会議室には本店営業部と本部所属の新入行員3人が集まり、安田光春頭取が新入行員に歓迎の言葉を述べた。頭取の様子はTV会議システムを使って各支店に流され、配属された新入行員が視聴した。
安田頭取は、4月1日付で改定された『お客さま本位を徹底し 多様な課題の解決に取り組み 北海道の明日をきりひらく』という経営理念を紹介。この主旨について「お客さま本位の営業で潜在・顕在ニーズを満たし満足を最大化させること」、「北海道の可能性の実現をリードし、質の向上に貢献すること」の2点であることを示した。
その上で、「当行の発展のためには若い皆さんの新しい発想と行動力が必要。変化を恐れず地域金融機関として何ができるか、何をすべきか、自由なアイデアとチャレンジ精神を存分に発揮してもらいたい」と述べた。
北洋銀の今年度の新入行員は68人(大卒62人、短大卒5人、高卒1人)。新型コロナウイルスの感染拡大が終息した後に改めて新入行員68人を集める機会を設ける。