一般社団法人北海道信用金庫協会(会長・増田雅俊稚内信金理事長)は15日、札幌市中央区のセンチュリーロイヤルホテル20階「グレイス」で2020年「新年賀詞交歓会」を開催した。道や北海道財務局、日本銀行札幌支店、道内信金関係者など約110人が参加した。(写真は、挨拶をする増田雅俊・北海道信用金庫協会会長)

 冒頭、増田会長が登壇。増田会長は「昨年のこの場では世界の政治体制、デジダライゼーション、金融システムの3つが“揺らぐ”と述べたが、今年はそれがさらに増幅して“揺らぎ”が“歪み”になるくらいのことがあるのではないか。政治指導者には適度な揺れで収まるような賢明な判断を望みたい。デジタライザーションについてはデジタル化の一つひとつが本当に私たちの役に立つのかを見極める1年になると思う。また金融システムについては、金融緩和が8年目を迎え、政策効果が明らかにならないうちに負の効果、リバーサルレートが無視できなくなるのではないか。金融システムが歪まないように適度な揺らぎの状態が続く政策を保ってもらいたい」と挨拶した。

 さらに道内7空港の民営化が本格的に始まったことに触れ、「民営化に際して道内20信金と信金中金が融資に関わることができた。これから先は、7空港の他の13空港を含むすべての道内空港の活性化を北海道経済の活性化に結び付けていくことが大切。それぞれの地元に大きな責任を持つ信用金庫として責任を果たしたい」と締め括った。

(写真は、来賓など17人で行われた鏡開き)

 続いて鏡開きが行われ、土屋俊亮・副知事や平井康夫・道財務局長、安藤保彦・道経済産業局長、山谷吉宏・道信用保証協会会長、安田光春・北洋銀行頭取、大木孝志・北海道銀行副頭取など17人が掛け声とともに木槌を振り下ろした。
 乾杯の音頭を取った平井局長は、「東京五輪マラソン・競歩の札幌開催で北海道経済の活性化がより図られることを祈念している。当局は各金庫と継続的かつ建設的な対話を通じて互いに認識の共有化を図っていきたい」と述べ、参加者と杯を上げた。


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