2018年度第1回「北洋女性ビジネスセミナー」、新規6会員46人でスタート

金融

 北洋銀行(本店・札幌市中央区)は21日、札幌市中央区の札幌プリンスホテル国際館パミールで「北洋女性ビジネスセミナー」を開催した。同セミナーは、道内で経営に携わる女性同士の交流や情報交換の場として北洋銀が2014年7月に設立した。年2回の定例セミナーを開催、今回は2018年度第1回目のセミナー。会員は46人。IMG_3485(写真は、2018年度第1回北洋女性ビジネスセミナー参加者の集合写真)

 今回から新規会員になったのは、アサズマ(札幌市中央区)の朝妻史江・代表取締役、博善社(同)の北島忍・専務、エノ産業(上川郡東川町)の野呂千晶・副社長、丸髙三信堂(札幌市中央区)の阿部素子・専務、風月(同市豊平区)の二神ひかり・取締役、えぞ企画(同市中央区)の安田晶代・代表取締役の6人。この日出席したのは、新入会員5人を含む34人のほか北洋銀の安田光春頭取、迫田敏高副頭取、長野実常務ら北洋関係者8人。

 講演は、一般社団法人はまなす労務サポートステーション理事で特定社会保険労務士(通常の社労士業務のほかに労働トラブルの裁判外紛争解決手続きの代理権を持つ社労士)の越前恵子氏が行った。テーマは、『実践!働き方改革~社員に選ばれる会社の法則~』。

 越前氏は、人手不足や優秀な社員のヘッドハンティング、働き方改革が進行している中で、経営陣の意識改革は会社が生き残るための必須・最優先課題であることを強調、「改革をするとともに『(改革を)した』ことをアピールすることも採用面や今いる社員の退社を防ぐ意味でも大事なこと」と話した。

 さらに社内の不協和音など、「満足度調査ではなく不満足調査や不安調査を行うべき。キーマンが辞めない対策を立てるとともにキーマンが育つ対策を立てることが重要」と語っていた。セミナーでは、グループ討議やグループ代表による意見集約の発表など分科会も実施された。

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