北海道銀行(本店・札幌市中央区)と札幌市は1日、「大規模災害時における相互協力に関する協定」を締結した。大規模災害が発生した場合、市民生活の早期安定と回復を図るため相互の協力体制を強化していくことを目的にしている。送付用(写真は、協定書を持つ笹原晶博頭取=右と秋元克広市長。道銀提供)

 1日午前、札幌市役所で秋元克広市長と笹原晶博頭取が出席して協定書に署名した。大規模災害が発生した場合、避難状況の情報を共有し道銀の支店などの施設や用地を被災者に提供、金融相談や物資等の提供、斡旋などを行う。
 また、大規模災害発生時に相互協力を円滑に行うため、平時から様々な連携を強化して地方創生にも役立てる。

 秋元市長は、「地域と顔の見える関係がある銀行の支援は、災害時に大いに活かせると期待している」と話した。笹原頭取は、「当行の店舗網を活用した防災情報の発信など、様々な場面で市と相互に協力しながら効果的に防災への備えを強化したい」と述べた。


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