道銀取締役に兼間祐二氏 頭取本命候補が後継レース参戦

金融

 北海道銀行(本店・札幌市中央区)の兼間祐二執行役員(51)が6月24日付で取締役に昇格する。兼間氏は、以前から頭取候補の1人と目されている。取締役就任で事実上頭取レースに参戦することになる。P1080955(写真は、北海道銀行本店)

 兼間氏は1964年6月生まれ。慶応大卒、87年4月北海道銀行入行。2002年1月花川支店長、03年7月経営企画グループ調査役グループリーダー、05年10月経営企画部長、11年7月鳥居前エリア統括兼鳥居前支店長、13年4月執行役員オホーツク地区営業担当兼北見支店長、15年6月から執行役員札幌・石狩、空知地区営業担当。
 
 6月24日に開かれるほくほくフィナンシャルグループの定時株主総会後の道銀取締役会で正式就任する。兼間氏は常務執行役員にも昇格、企画管理部門長に就く。
 取締役就任時点では52歳になる。なお、西山秀樹取締役常務執行役員融資部門長(58)は同日付で退任しHDC社長に就任する予定。
 道銀の取締役は7人(うち1人は非常勤)。取締役就任時に52歳の兼間氏は6人中最年少で、年齢が最も近い上杉真取締役とは5歳差。

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