札幌証券取引所は2026年6月18日、道庁赤れんが庁舎内の赤れんがホールで、同年同月30日に開設するプロ投資家向け新市場「Sapporo PRO Frontier Market」に上場する企業の指導、アドバイスを行う「S-Adviser」7社の登録記念式典を開催した。札証関係者や「S-Adviser」7社代表者、道内の産学官関係者ら約70人が出席した。
(写真は、「Sappopro PRO Frontier Market」の上場サポート機関に登録された「S-Adviser」7社代表者ら)
札証は、2026年6月30日に本則市場、アンビシャス市場に続く新市場として「Sapporo PRO Frontier Market」を開設する。新興企業向け市場としてアンビシャス市場があるが、株主数や流通株式数、利益額の基準に届かないスタートアップ期の企業などが上場の対象。投資できる投資家も、企業評価やリスク認識でハイレベルな知見があるプロ投資家に限定している。東京証券取引所や福岡証券取引所にもこうしたプロマーケットがあり、札証は3番目の開設。
新市場に上場しようとする企業の指導、アドバイスを行うのがアドバイザーで、札証は「S-Adviser」と命名して審査を行い、7社を選定した。上場しようとする企業は「S-Adviser」と契約して、二人三脚で上場を進める。札証は、上場審査も「S-Adviser」に委託する。
記念式典では、札証の長野実理事長から「S-Adviser」に登録された7社の代表者に「登録通知書」の盾と記念品が手渡された。長野理事長は、「S-Adviserは、札証が厳選して選んだ乾坤一擲(けんこんいってき)の7社。この新市場からユニコーンとまではいかなくても、小さくまとまらない“北のとんがりサブコーン”のような、エッジの効いた新興企業の輩出を期待したい。北海道全体が、進取の精神に満ちたスタートアップエコシステムの地域となるように努力したい」と挨拶した。
「S-Adviser」の1社、フィリップ証券(本店・東京都中央区)の脇本源一・取締役常務執行役員は、「17年前の東証プロマーケットのスタート時からアドバイザーをしてきた。市場はなかなか広がらなかったが、その後アドバイザーがたくさん出てきたことで、現在は200社を超える企業が上場するまでになった。多くのアドバイザーが登録されていることは、市場拡大の要件だが、札証は最初から7社が集まった。しっかりとアドバイザーの役割を果たして、札幌、北海道を盛り上げていきたい」と話していた。
「S-Adviser」に登録された7社は次の通り。
▷ジャパンインベストメントアドバイザー▷宝印刷▷タナベコンサルティング▷日本M&Aセンター▷フィリップ証券▷船井総合研究所▷ブリッジコンサルティンググループ


































