北海道の地酒「北の錦」で知られる小林酒造(本社・夕張郡栗山町錦3丁目109番地)が、105年ぶりに建設した新酒蔵「八番蔵」。2026年1月末に竣工、2月から仕込みを開始したが、きょう4月11日(土)とあす12日(日)に開催される「くりやま老舗まつり」で新酒が初登場する。
(写真は、小林酒造の「八番蔵」)
小林酒造は、1878年、札幌で道内酒蔵の先駆者として酒造りを開始、1900年から現在の栗山に移った。以降、一番蔵から六番蔵まで建設、日本酒の製造を行ってきたが、最近は別の仕込み蔵で対応し、一番蔵から六番蔵は、貯蔵用などに利用してきた。今回、六番蔵に続く酒蔵として、105年ぶりに新酒蔵「八番蔵」を建設した。番号が一つ飛んでいるのは、七番蔵が、札幌市内で営業していた飲食店の屋号に使われていたため。
「八番蔵」は2025年4月に着工、2026年1月末に竣工したが、清酒製造量に見合った適正規模になっており、品質管理を徹底できる酒蔵になっている。小林酒造の小林米秋専務は、「お酒に対してかかるストレスやダメージは、今回の蔵ではすごく減らすことができるので、今までのお酒よりも本来含まれる香りや味わいがそのままボトリングできる。それが今回の蔵の強み」と話す。
2026年2月から仕込み作業を開始した新酒は、奇しくも町の一大イベント「くりやま老舗まつり」でのお披露目となる。販売用に用意されるのは、「純米うすにごり」3000本、「純米大吟醸」と「純米吟醸」が各1000本ずつ。小林専務は、「105年ぶりという大プロジェクトのお披露目のタイミングが、『くりやま老舗まつり』ということで、私たちも楽しみです」と語っている。



































