居抜き出店いろいろの「ゆで太郎・もつ次郎」、旭川2店舗目は「ミスタードーナツ」跡

経済総合

 ゆで太郎システム(本社・東京都品川区)と信越食品(同・同都大田区)の2社が運営しているそばチェーン店「江戸切りそばゆで太郎・上州もつ次郎」が、旭川市に2店舗目を出店する。2025年9月14日(日)オープン予定の「旭川永山店」がそれで、同年6月27日の「旭川1条通13丁目店」から3ヵ月で、早くも2店舗になる。(写真は、「マクドナルド」跡に出店した「ゆで太郎・もつ次郎函館鍛治店」)

「ゆで太郎・もつ次郎」は現在、道内11店舗。新設店舗もあるが、居抜き出店が大半を占める。ユニークなのは、居抜き出店する以前の店舗がさまざまということ。コンビニ跡は「新川6条店」(札幌市北区)、「旭川1条通13丁目店」のほか、2025年8月22日(金)にオープン予定の「岩見沢店」だが、いずれも「ローソン」跡に限られている。この他にも、「ヴィクトリアステーション」跡の「苫小牧船見店」(苫小牧市)、苫小牧トラックステーション内の「かつてん」跡に「苫小牧トラックステーション店」(同)、イタリアン酒場「炭リッチ」跡の「千歳信濃店」(千歳市)、「ごはんや食堂」跡の「北37条東店」(札幌市東区)、「西宮の沢店」(同市西区)、「マクドナルド」跡の「函館鍛治店」(函館市)がある。「北37条東店」は、元々は玩具の全国チェーン「ハローマック」だった。

 そして、今回オープンする「旭川永山店」(旭川市永山10条5丁目1-19)は、「ミスタードーナツ永山環状ショップ」跡。同店は、2025年5月11日に移転のため閉店しており、「ゆで太郎・持つ次郎」が、その店舗跡に居抜き出店する。広さは一定程度必要だが、業態を問わない店舗跡に出店するのが上手な「ゆで太郎・もつ次郎」、今度はどんな店舗跡を選ぶだろう。

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