焼肉「徳寿」を展開する梨湖フーズ(本社・札幌市豊平区)は、2025年冬に「徳寿マルヤマクラス店」(同市中央区南1条西27丁目1-1)をオープンさせる。「徳寿」が大規模商業施設内に出店するのは初めて。(写真は、「徳寿」の店舗看板)
梨湖フーズは、焼肉店やカフェバー、ファームレストランなどを道内で22店舗展開している。焼肉店の「徳寿」は、路面店が中心で、ビルイン店舗は、札幌市中央区南3条西5丁目にある三条美松ビル2階の「しんら亭」と、中央区北4条西2丁目にあるカメイ札幌駅前ビル10階の「K-Place」の2店舗のみ。三条美松ビルは飲食店ビル、カメイ札幌駅前ビルはオフィスビル。今回、出店する「マルヤマクラス店」は、初めての商業施設内店舗となる。
出店場所は、3階のレストランフロア。このフロアでは、和食ダイニング「ふく亭櫂梯楼 MARUYAMA」、イタリアン「ビビデバルデムーン」、うどん・そば「自家製麺杵屋」、カフェ「MARUYAMA La Fraise」、定食「大戸屋ごはん処」、中華「人人人(レンレンレン)」、ラーメン「直伝屋」が入っており、焼肉の出店で利用客の選択肢が広がる。
「マルヤマクラス」は、旧メルパルク札幌跡に2009年3月に開業した大規模商業施設。三菱地所プロパティマネジメント(本社・東京都千代田区)が運営しており、2024年度(2024年4月~2025年3月)全館売上高は、前年度比3・6%増の91億300万円となり、3期連続で過去最高を更新。来館者数は、同3・2%増の624万人だった。なお、「徳寿」の新規出店は、2024年3月の「苫小牧西店」(苫小牧市)以来となる。