DVD・CDレンタル、書籍・雑誌販売の「TSUTAYA苫小牧店」(苫小牧市若草町1丁目7-14)が、2025年7月21日(月)に閉店する。別の場所から現店舗に移転開店してから4年半で営業を終える。(写真は、2025年7月21日に閉店する「TSUTAYA苫小牧店」)
「TSAUTAYA苫小牧店」は、デンコードー(本社・宮城県名取市)の子会社、ティーアンドティー(同・同)が2021年2月13日にオープンさせた店舗。当時、苫小牧市内の「TSUTAYA」は3店舗あったが、そのうちの1店舗でテーオーホールディングス(同・函館市)の100%子会社fika(フィーカ、同・同)が運営していた「三光店」(三光町5丁目26-39)が、2021年1月11日に閉店。ティーアンドテーは、「TSUTAYA」のFC(フランチャイズ)展開も行っていたが、苫小牧市内には店舗がなかったため、「三光店」を引き継ぐ形で移転、「苫小牧店」をオープンさせた。
「TSUTAYA苫小牧店」は、ティーアンドティーが、FC店舗としてゲームソフト、音楽CD・DVD、書籍などを扱っていたエンターテインメント専門店「WonderGOO苫小牧店」の店舗跡に居抜き出店したものだった。フランチャイジーの変更によって移転承継された「TSUTAYA」だったが、4年半で営業を終了することになった。
「TSUTAYA」の閉店は、全国で進んでいる。道内では、2025年に入ってから、2月24日に「豊岡店」(旭川市)、2月28日に「南郷13丁目店」(札幌市白石区)が閉店した。今回の「苫小牧店」の閉店によって、道内の「TSUTAYA」は、今秋のリニューアルオープンを控えて休業している「木野店」(河東郡音更町)を除くと、17店舗になる。また、苫小牧市内の「TSUTAYA」は、「苫小牧バイパス店」(ときわ町6丁目2-23)と「リサイクル苫小牧桜木店」(桜木町4丁目20-1)の2店舗になる。