「30分200円」→「20分300円」、札幌・南1東2の良心的有人駐車場が三井のリパークに

経済総合

 本サイトの2025年4月4日付で報じた30分200円の良心的有人駐車場、札幌・南1条東2丁目の「大達・パーキング」が、20分300円の「三井のリパーク」に転換する。料金は、2倍の値上げとなる。(写真は、「三井のリパーク」に転換される「大達・パーキング)

 札幌中心部では、係員がいる有人の平面駐車場は、ほとんど見かけなくなったが、そんな数少ない駐車場の一つだったのが「大達・パーキング」。料金は、消費税別の30分200円と、周辺に比べて割安。中心部にも近く、コストパフォーマンスの良い時間貸し駐車場だった。何より係員さんの愛想もよく、無機質なコインパークキングに比べて温かみがあった。

 そんな駐車場が閉鎖されたのは、2025年3月末。土地活用が進むのかとみられていたが、新たに「三井のリパーク」の「札幌南1東2」に転換されることになった。現在、転換工事が行われており、間もなく運用開始となる。料金は、20分300円(8時~20時。20時~8時は60分150円)。最大料金の設定はない。以前の有人駐車場は、1時間なら440円(消費税込み)だったことからすると、900円は2倍になる。

 近隣の駐車場では、「タイムスパーキング南1東2第2」が、20分330円(8時~20時。20時~8時は60分110円、24時間最大料金2000円)、「SK南1東2パーキング」は、30分300円(7時~19時。19時~7時は60分100円、24時間最大料金は2100円)となっている。周辺の相場からいえば、妥当かもしれないが、以前の倍となれば、さすがにインフレ感が大きい。

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