「札幌千秋庵」に続いて「柳月」もアリオ札幌に新店舗、菓子ゾーン形成

経済総合

 和・洋菓子製造販売の柳月(本社・河東郡音更町)は、2025年4月24日(木)、「柳月アリオ札幌店」(札幌市東区北7条東9丁目2-20、アリオ札幌1階)を出店する。柳月の札幌市内商業施設へのインショップ店舗は、これによって12店舗になる。(写真は、「柳月アリオ札幌店」の出店場所)

「柳月アリオ札幌店」の出店場所は、アリオ札幌北8条側入り口付近で、2025年3月21日にオープンした「札幌千秋庵アリオ札幌店」と背中合わせ。向かい側には、「ISHIYAアリオ札幌店」と「六花亭アリオ札幌店」があり、北海道の菓子ゾーンを形成する。柳月の道内店舗数は、現在43店舗で、そのうち札幌市内の店舗数は、路面店3店舗、インショップ店舗11店舗の計14店舗。今回の「アリオ札幌店」で、札幌市内15店舗、全店舗数は、44店舗となり、札幌市内の店舗比率は34%と、2ポイント高まる。

 同じ十勝発祥の六花亭(本社・帯広市)は現在、道内66店舗を展開しており、そのうち札幌市内は、路面店8店舗、インショップ店舗20店舗の計28店舗。札幌市内の店舗比率は42%と、柳月よりも高い。札幌市内のインショップ展開で、「六花亭」と「柳月」は、「大丸」「三越」「丸井今井」「イオン桑園」「イオン発寒」の4ヵ所で競合している。「大丸」「三越」「丸井今井」は隣り合わせで、「イオン桑園」と「イオン発寒」は、やや離れている。今回の「アリオ札幌店」は、向かい合わせとなるため、札幌市内での近接出店は、4店舗となる。なお、全社売上高は、六花亭が約211億円(2024年3月期)、柳月が約88億円(2024年9月期)。

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