パンの「HOKUO」、「イオン札幌平岸店」内で期間限定販売

経済総合

 パンの「HOKUO」(北欧)が、「イオン札幌平岸店」(札幌市豊平区平岸2条10丁3-28)の1階に期間限定出店している。老舗人気パン店だった「HOKUO」の商品が、再び豊平区でも買えるようになった。期間は2ヵ月。(写真は、「イオン札幌平岸店」の「HOKUO」コーナー)

「HOKUO」を展開していた北欧STプラン(札幌市西区)は、札幌駅地下商店街「アピア」にあった店舗を2022年3月に閉店して、一旦は、43年間の歴史に幕を閉じた。しかし、復活を望む声が多かったため、同社の斉藤豪社長は、同年6月に、地下鉄琴似駅近くに路面店を復活出店。「プルニエ」や「ホクラン」など「HOKUO」のヒット商品を揃えて、現在も運営を続けている。

 その後、「イトーヨーカドー」数店舗や「東光ストア自衛隊前店」などに東苗穂工場(札幌市東区)で作ったパンを卸す展開もしていたが、現在は、「イオン静内店」(日高郡新ひだか町)に卸す展開を行っている。また、新さっぽろ「DUO」では、毎月5日間の限定販売を行っている。

 今回の「イオン札幌平岸店」での販売は、「西友」の頃にテナントとして入っていた「麻生十番モンタボー」の空きスペースを利用して行っている。インストア生産ではなく、東苗穂工場で焼いたパンを卸して販売しており、コンセの出店スタイルで、会計は、イオン精算と同じ。斉藤社長は、「地域のお客さまにHOKUOの味を楽しんでいただきたい」と話している。

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