北海道電力(本社・札幌市)が、札幌市中央区のすすきのに約500坪の土地を取得していたことが分かった。南6条西1丁目の競輪場外車券売場「サテライト札幌」の隣接地で現在は駐車場として利用されている。売買は昨年12月となっている。(写真は、北電が取得した土地。現在は駐車場として利用されている。左上がサテライト札幌の建物)
 
 この土地は、バブル期の1990年12月に淺沼組(大阪市)が取得していたが、2007年12月に名古屋市の大暉に売買されていた。大暉は、名古屋市に本社を置くオフィスビルテナンド事業や駐車場事業などを行っており、名古屋市内には約20棟の賃貸オフィスビルを所有している。
 
 淺沼組から取得するに当たり、大暉は極度額66億円の根抵当権(根抵当権者はオリックス)を共同担保として設定、その後、極度額は84億円に変更された。
 
 北電が取得したのは、昨年12月。現在、土地には抵当権が設定されていない。取得額は10~15億円程度と見られている。


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