北海道経営未来塾(北海道商工会議所連合会、札幌商工会議所、北洋銀行、北海道銀行、未来経営研究所で組織する実行委員会主催、札幌市、北海道後援)は、2024年5月から2025年3月までを期間とする、第9期生の募集を開始した。応募締め切りは、2024年4月19日(金)。(写真は、2023年5月に行われた北海道経営未来塾第8期の入塾式)

 北海道経営未来塾は、北海道からニトリやアインのような北海道発の全国企業経営者を育てることを目的に、2016年から道内の若手経営者を対象に始まった。「自分と未来は変えられる!」をコンセプトに、全国大手企業の経営者を招いた講演会や勉強会、首相官邸訪問、国会での交流会、東京の若手経営者との交流会などのほか、少人数によるグループ講座を実施。塾生の気づきや動機付けに力点を置き、チャレンジする姿勢を日常の企業経営に生かしてもらうことを目的にしている。

 期を跨いで重複受講することもでき、前8期までに延べ300人近い修了生を送り出してきた。塾生OB・OG同士の交流が続いているほか、講師になった経営者と協業を模索するなど、若手経営者のアニマルスピリッツ醸成に大きな役割を果たしている。

 第9期では、次世代半導体製造のRapidus会長・東哲郎会氏や青山学院大学地域社会共生学部教授で陸上競技部長距離ブロック監督の原晋氏などを講師に招き、グループ講座では北洋銀行の安田光春会長、北海道銀行の笹原晶博会長、セコマの丸谷智保会長などを講師に予定している。募集基準は、概ね45歳以下の経営的役割を担っているか、近い将来に事業承継を受ける人で、従業員が概ね20人以上の企業が対象。募集人数は30人程度、受講料は年間税込み30万円。指定の塾生選考申込書、選考小論文で応募する。道経営未来塾実行委員会の塾生選考会で塾生を決定する。申し込み・問い合わせは、札商会員組織部会員サービス課Mail:service@sapporo-cci.or.jp


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