石屋製菓（本社・札幌市）は４日、秋田銀行、保険業の秋田共立と共同で建設した「札幌大通西４ビル」の１階駅前通側と地下２階の札幌駅前通地下歩行空間に面した場所に直営３店舗をオープンした。同ビルの駅前通を挟んだ東側の北洋大通センター１階にはきのとや、小樽あまとうなどが入った「ビッセスイーツ」があり、スイーツ交差点として人気を呼びそうだ。（写真は、石屋製菓の３店舗がオープンした札幌大通西４ビルと地下２階のイシヤカフェ）
石屋製菓がオープンしたのは、１階のイシヤショップ、地下２階のイシヤカフェ、キャンディ・アート専門店のキャンディ・ラボ。イシヤショップでは「白い恋人」やチョコレートなど豊富な商品が揃っている。イシヤカフェは、英国調の落ち着いた雰囲気でサンドイッチやホットケーキ、ソフトクリームなどを提供、キャンディ・ラボではあめ細工職人がパフォーマンス販売する。
「札幌大通西４ビル」は、駅前通と大通公園が交差する北西側の大通西４丁目に建設された。地下２階、地上１２階建てで地下２階は駅前通地下歩行空間と直結している。
１階の大通側と２階は秋田銀行札幌支店が入り、３階以上はテナントオフィスのスペース。現在は、７階にソフトウェア受託開発のアドニス、１０階に業務委託・請負サービスのアベールジャパン、その関連会社のアルゴニーズエンジニアリングの３社が本社事務所を置いており、他のフロアは空き状態。
石屋製菓が直営３店舗をオープンしたことで、北洋大通センター１階のビッセスイーツとともにスイーツの交差点として話題を呼びそう。また、現在建設中の札幌三井ビルＪＰビルディング（中央区北２西４）の１階にはスイーツ専門店が入る計画もあり、駅前通にスイーツの集積がさらに進みそうだ。
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