パンの老舗人気店「HOKUO」、イオン静内店に出店

経済総合

 パンの「HOKUO」(北欧)が、日高郡新ひだか町静内に登場した。2024年2月6日に「イオン静内店」(末広町2-1)の1階に出店したもので、オープン以来、「HOKUO」のパンを買い求める客で賑わっている。(写真は、イオン静内店にオープンした「HOKUO」のベーカリコーナー)
(写真は、「HOKUO」のヒット商品などが並ぶ店内=いずれも北欧STプラン提供)

「HOKUO」を展開している北欧STプラン(札幌市西区)は、札幌駅チカにあった「アピア店」を2022年3月に閉店、創業43年の歴史を一旦は終了した。その後、復活を望む声が予想以上に多く寄せられたことから、同年6月に地下鉄琴似駅近くの琴似1条6丁目に復活出店、「プルニエ」や「ホクラン」など「HOKUO」ヒット商品を揃えて安定期な需要を確保、店舗運営を続けている。

 同年10月以降から「イトーヨーカドー」の「琴似店」(札幌市西区)、「屯田店」(同市北区)、「福住店」(同市豊平区)、「アリオ札幌店」(同市東区)のベーカリーコーナーの売り場に「HOKUO」の商品を卸す事業も始めている。今回、「イオン静内店」のイントスアベーカリーテナントが退店したことに伴い、新たに北欧STプランが入ることになった。現在は、札幌市内で製造した、各種のパンを同店まで配送して店頭販売しているが、4月頃からは、店内で焼きたてのパンを提供するインストアベーカリーを展開する予定。

 取り扱っているのは、定番商品に加えて土日限定や日替わりパン、個数限定のパンなどを豊富に揃えている。斎藤豪社長は、「原材料費や物流コストが上昇しているが、大きさを1・5倍にしてコスパを訴える商品にしたり、売れ残りを減らす工夫をしたりするなど、求めやすい価格にしている。静内の皆さんにぜひ、『HOKUO』のパンを味わってもらいたい」と話している。同社では今後、こうしたスーパーのインショップ展開を増やしていく考え。

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