パチンコ・スロット「ピータウン手稲」(札幌市手稲区手稲本町1条3丁目3-10)が、2024年1月25日に閉店した。JR手稲駅前の千葉ビル1階に入っていた店舗。これによって、手稲区のパチンコ・スロット店舗数は、10区中で清田区と並び最少になった。(写真は、2024年1月25日に閉店した「ピータウン手稲」)

「ピータウン手稲」は、大和実業(本社・札幌市白石区)が運営していたパチンコ126台、スロット38台の小型店舗。今回の閉店によって、同社が運営する店舗は、「ピータウン稚内」(稚内市)、「ラッキーズ上富良野」(空知郡上富良野町)、「ラッキーズ富良野」(富良野市)の3店舗になる。

 手稲区のパチンコ・スロットの店舗は、2023年2月26日に閉店した「マルハン手稲店」(稲穂3条1丁目2-26)に続く閉店となる。これによって、手稲区のパチンコ・スロット店舗は、「DAIGIRO Z手稲店」(富丘2条6丁目4-8)、「KEIZ手稲店」(手稲本町2条5丁目3-1)、「プレイランドハッピー西宮の沢店」(西宮の沢3条3丁目2-14)、「プレイランドハッピー手稲前田店」(前田4条10丁目2-25)、「ダイナム手稲店」(稲穂3条4丁目6-48)の5店舗になる。札幌市10区の中で、パチンコ・スロット店舗数は、清田区と並び最少店舗数の区になった。

 パチンコ・スロット業界では、スマート遊技機(パチンコ玉やメダルが物理的に排出されず、電子管理される機種)への切り替え投資や、今年7月に発行される新紙幣対応の更新投資が必要となっている。こうした投資負担が重荷になって、閉店する店舗が増えていきそうだ。


83人の方がこの記事に「いいんでない!」と言っています。