北見ハッカ通商(本社・北見市)は、札幌ショールーム「薄荷堂(HAKKA’DO)」を開設する。2023年12月9日からプレオープンしており、あす13日(水)にグランドオープンとなっている。(画像は、札幌ショールーム「薄荷堂(HAKKA’DO)」の店内)
かつて世界市場の70%以上を占めていた、北見地方で最後まで残っていた「ホクレン北見薄荷工場」が閉鎖された翌年の1984年に創業したのが、北見ハッカ通商。北見のハッカ産業の灯を持続発展させるために生まれた企業で、近年はハッカの栽培面積も増えつつあり、ハッカは北見の地域資源として見直され始めている。取り扱っている商品は、ハッカ油やハッカを使ったコスメ、菓子・キャンデー・豆・お茶・ビスケットなど。
「薄荷堂(HAKKA’DO)」は、札幌市中央区南1条西2丁目1-4のサンエス二番街ビル1~2階を利用する。ここでは、同社の製品だけでなく、北見市の物産やイベントも紹介する。1階は、札幌ショールーム限定のミントジェラートなど北海道産牛乳使用の濃厚なジェラートを販売。ミントティーなどのドリンクも提供する。2階には同社の全アイテムを扱っており、休憩スペースも設置する。本社に直営店があるが、ショールームを設けるのは初めて。