カルチュア・コンビニエンス・クラブ直営の「TSUTAYA余市店」閉店

経済総合

 DVD、CDレンタル・書籍販売「TSUTAYA」の「余市店」(余市郡余市町黒川町8-49-1)が、2023年11月19日に閉店した。これによって、後志管内の「TSUTAYA」は、「小樽店」(小樽市)と「倶知安店」(虻田郡倶知安町)の2店舗になる。(写真は、2023年11月19日に閉店した「TSUTAYA余市店」)

「TSUTAYA余市店」は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、本社・東京都港区)の直営店舗で、営業期間は約16年間だった。「TSUTAYA」は、社会環境や生活環境の変化で、2017年頃から全国的に閉店が増え始め、北海道でも急速に店舗網を縮小している。2020年の初め頃には、道内で46店舗あったことが確認されているが、2023年になって9月10日の「岩見沢店」(岩見沢市)に続いて、11月19日に「余市店」が閉店。これによって道内の店舗数は28店舗と、4年間で18店舗が閉店したことになる。

 CCCは、2020年2月に余市町と包括連携協定を締結しており、CCCグループが持つTカードのライフスタイルデータやマーケティングのノウハウを用いて、まちづくりの企画、産業振興及び観光振興、地域の暮らしや環境整備に関することに協働で取り組んでいる。これまでにCCCは、の町観光動向分析調査を実施、町は観光施策の参考にしている。

 また、後志自動車道余市ICの近くに、2026年春に開業する新しい「道の駅」では、大和リース(本社・大阪市中央区)を代表企業とするコンソーシアムにCCCが参加しており、「道の駅」の管理運営をする予定になっている。

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