吉野家ホールディングス(本社・東京都中央区)の子会社、吉野家(同・同)は、2023年9月28日(木)に「吉野家イオン札幌桑園店」を出店する。「イオン札幌桑園店」(札幌市中央区北8条西14丁目28)1階のフードコート内に出店するもので、北海道で大規模商業施設内のフードコート店舗は初めてとなる見込み。(写真は、2023年9月28日にオープンする「吉野家イオン札幌桑園店」)
吉野家は、北海道で27店舗を展開している。そのうち、大半が単独路面店で、地下街や商業ビル、ターミナルビルなどに入ってるのは、「APIA店」(札幌市中央区北5条西4丁目、地下街アピアフードウォーク)や「札幌狸小路店」(南3条西4丁目、アルシュビル1階)、「新千歳空港店」(千歳市美々、新千歳空港ターミナルビル1階)に限られていた。今回、道内では初めて大型商業施設「イオン」のフードコートに出店することになった。本州では、イオンなど大規模商業施設のフードコートに出店しているが、北海道では初めて。
吉野家の2023年8月度の既存店売上高は、前年同月比114・9%、客数は同109・0%、客単価は同105・4%。新店を含めた全店ベースでは、売上高が同118・2%、客数が同112・2%、客単価は同105・4%と好調に推移している。
他の牛丼チェーンで、大規模商業施設内のフードコートに出店しているのは、「すき家」の「イオンモール発寒店」(札幌市西区)、「イオンモール旭川西店」(旭川市)で、「松屋」は大規模商業施設内のフードコートには出店していない。