手稲稲積公園近くの札幌市手稲区前田4条7丁目にあるパチンコ店「パンドラ手稲店」が、2023年8月16日(水)で営業を終了する。この店舗の向かいにあった「パーラー太陽稲積公園店」(同市手稲区前田3条7丁目)も2020年9月に閉店しており、この界隈からパチンコ店がなくなる。(写真は、2023年8月16日で閉店する「パンドラ手稲店」)
「パンドラ手稲店」は、1996年にオープンしたパチンコ店。1987年12月にオープンした、旧ダイエー手稲店と併設した建物内でワンフロア展開しているが、当初はアミューズメント系の施設が入居していた。旧ダイエー手稲店はその後閉店し、ヤマダ電機を経て、2012年5月に津司(本社・札幌市手稲区)の「現金問屋手稲店」が居抜き出店、現在に至っている。
「パンドラ手稲店」は、パンドラ(本社・東京都板橋区)が展開しており、パチンコ395台、スロット152台の店舗だが、オープンから27年間の営業を終える。同店の向かい側にあった「パーラー太陽稲積公園店」は、閉店後に建物が解体され、現在は戸建て住宅が立ち並んでいる。
なお、パンドラが展開するパチンコ店は、道内では「パンドラ北広島店」(北広島市)の1店舗になる。「パンドラ手稲店」と「現金問屋手稲店」の土地建物を所有しているのは、加森観光(本社・札幌市中央区)のグループ会社で「のぼりべつクマ牧場」などを運営する登別温泉ケーブル(同・登別市)。