札幌の人気パン屋「どんぐり」、2024年秋に本店を新設移転

経済総合

 札幌の人気パン屋「どんぐり」を展開するどんぐり(本社兼本店・札幌市白石区)は、2024年秋の予定で本社兼本店を移転新設する。現本社兼本店は手狭になっているためで、新本社兼本店では、パン店とカフェのコラボ店舗とする。(写真は、どんぐりの本社兼本店)

 どんぐりは、1983年札幌の円山で「珈琲舎どんぐり」として創業、同年10月に札幌市豊平区の「美園市場」内に移転し、パン屋「どんぐり」を始めたのがルーツ。1992年10月に、現在の白石区南郷通8丁目南1-7に移転。ここに本社、本店を置き、31年間にわたって営業してきた。業容拡大に伴い、店舗数は増えていったが、本社、本店は小所帯のままで、本店は数人のお客が入れば一杯になるほど。それが、ある意味で「どんぐりらしさ」でもあった。

 今回、同じ水源地通の南側約600mの月寒東4条8丁目に土地を確保、本社兼本店を移転新設することにした。営業開始は2024年秋になる予定で、店舗はパン屋とカフェのコラボ店舗とする。カフェは、本格的な珈琲などを提供する予定で、丸美珈琲店(札幌市中央区)のサポートを受ける。現在の本社兼本店の建物は、パンの製造拠点として移転後も利用する考え。  
※読者の指摘により2023年5月29日記事一部修正しました。水源地通北側→南側。お詫びして訂正いたします。

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