もりもとのカヌレ専門ポップアップストアが大人気、札幌ステラプレイスEAST1階で5月15日まで

経済総合

 JR札幌駅直結のJRタワー札幌ステラプレイスEAST1階(札幌市中央区)のポップアップ(期間限定)スペースで、買い物客の関心を集めているのが一口サイズのカヌレ専門店「ポヌレ」。きのう5月9日から始まったこのミニショップでは、品切れの商品も出るなど人気を集めている。(写真は、もりもとのポップアップストア「ポヌレ」)

 カヌレは、フランスボルドー地方が発祥とされ、小麦粉、卵黄、牛乳を使用して溝のついた専用型を使って焼くスイーツで、コロンとした形がキュートで印象的。このカヌレのミニショップ「ポヌレ」を出店しているのが、和洋菓子・パン製造販売のもりもと(本社・千歳市)。20年来の大ヒット商品「はかり売りパン」のノウハウを生かして昨年売り出したのが、この「はかり売りカヌレ」だった。

 これまでは期間限定で各店舗で販売していたが、「もりもとの新しい客層を開拓するため、ポップアップストアを出店することにしました」ともりもとCC室CC課の島﨑あかね課長。もりもとがポップアップストアを展開するのは、今回が初めて。店舗名を「ポヌレ」にしたのは、アイヌ語で「小さな」という意味を持つ「ポン」にカヌレを合わせ、小さなカヌレという意味を込めたため。

 島﨑さんは、初日の様子について、「『夜空のショコラ』や『想い出のキャラメル』、『初恋のいちご』など想像力をかき立てるネーミングと買い物途中の楽しみとして立ち寄ってくれる方が多く、商品によっては品切れとなりました。年齢に関係なく、男性も興味を持っていただいています」と話す。

 北海道の素材を使い、外はカリッと、中はもっちりしたカヌレは、ほんのりとラム酒が香る上品な味わいでカラフルな7品種が用意されている。営業時間は10時~21時、1個90円、6個入り900円、10個入り1400円(いずれも税込み)など。保管は常温。5月15日(月)まで営業している。

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