洋菓子・ケーキ「不二家」、イオン小樽内に16年ぶり?再出店

経済総合

 山﨑製パン(本社・東京都千代田区)が54%強の株式を持つグループ会社の不二家(同・同都文京区)は、3月中に「不二家イオン小樽店」(小樽市築港11-6)をオープンさせる。(写真は、不二家のペコちゃん)

 ペコちゃんで知られる洋菓子・ケーキ専門店の「不二家」は、同社の第3四半期(2022年1月1日~2022年9月30日)末に全国で直営・FC(フランチャイズ)を合わせて953店舗を展開している。前年同期末と比べて14店舗減少した。北海道でも、店舗の減少傾向が続いていて、2020年に29店舗あった店舗は、現在25店舗(新業態の西洋菓子舗不二家を含む)になっている。こうした中、新規店舗がイオン小樽内に登場することになった。

 道内の店舗配置は、札幌市内10店舗(うち1店舗は西洋菓子舗丸井今井札幌店)のほか、函館市内3店舗、旭川市、深川市、岩見沢市、石狩市、千歳市、北広島市、苫小牧市、伊達市、釧路市、余市郡余市町、夕張郡長沼町、二海郡八雲町の各1店舗。これら店舗のうち、札幌市内の10店舗中7店舗と函館市内3店舗中の1店舗、計8店舗がアークス(本社・札幌市中央区)グループの展開するスーパー店舗内にある。

 小樽市内では、かつてポスフール小樽店(現イオン小樽店)時代に「不二家」が入っていたことがあるが、2007年頃に閉店している。今回の出店は、ほぼ16年ぶりの再出店となりそう。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER