くら寿司が函館に最後発で出店、「函館東山店」11月17日オープン

経済総合

 回転寿司「くら寿司」を展開するくら寿司(本社・堺市中区)は、道内5店舗目となる「くら寿司函館東山店」(函館市東山2丁目5-20)を11月17日(木)にオープンさせる。(写真は、11月17日にオープンする「くら寿司函館東山店」)

 「くら寿司函館東山店」は、産業道路沿いに立地しており、以前は中古車の「ガリバーアウトレット函館東山店」があった場所。くら寿司は跡地を利用して、店舗の特徴である蔵をイメージした建物を建設した。既に外観は整っており、現在、約100人のアルバイト、パート募集を行っている。時給は1130円から1438円。

 同社は、2021年7月15日に「ラソラ札幌店」(札幌市白石区)をオープンさせて、北海道に初進出。同年9月2日に「札幌八軒店」(同市西区)、同年12月9日に「札幌菊水元町店」(同市白石区)、2022年に入って7月21日に「帯広店」(帯広市)を出店、今回道内5店舗目として「函館東山店」の営業を始める。

 函館には、「函太郎」や「まるかつ水産」など地場の回転寿司店舗や「根室はなまる」などの店舗がある。全国チェーンでは、「はま寿司」が「函館桔梗店」(桔梗1丁目28-1)と「函館本通店」(本通3丁目1-9)、「魚べい」が「函館本通店」(本通4丁目5-10)、「スシロー」が「函館美原店」(美原1丁目16-5)を展開している。

 地場糸と全国系が入れ乱れる中、「くら寿司」は最後発で函館市場に参入する。同社は2023年春オープンを目指し、室蘭市中島町に出店を予定するなど、札幌以外での店舗展開を加速している。

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