札幌ススキノ「バッティングスタジアム・スラッガーズ」跡地が時間貸し駐車場に

経済総合

 札幌ススキノの一角にあった「バッティングスタジアム・スラッガーズ」(札幌市中央区南5条西2丁目)を含む街区跡地が、時間貸し駐車場になって11月中旬から運営を開始する。(写真は、11月中旬にオープン予定の国際興業管理所有地)

「バッティングスタジアム・スラッガーズ」や「第6グリーンビル」、「第7グリーンビル」、「ウッドシップビル」など南5条西2の西街区、約742坪(2449・11㎡)の土地・建物は、2018年12月に国際興業グループ(本社・東京都中央区)の国際興業管理(同・同)が第一興商(同・同都品川区)から取得している。

 この街区にあった4つの建物は、2022年3月1日から解体工事が始まり、現在は更地になって、写真のように時間貸し駐車場の看板が建っている。国際興業管理は、跡地にホテルを核とした複合ビルの建設を予定していたが、当面は時間貸し駐車場として活用することになった。

 時間貸し駐車場を運営するのは、トラストホールディングス(本社・福岡市博多区)子会社トラストパーク(同・同)。同社は全国で時間貸し駐車場や施設付帯駐車場、月極駐車場など796ヵ所を管理しており、北海道は43ヵ所管理している。今回の「トラストパーク札幌すすきの5・2」の敷地面積は約742坪あり、70台規模の時間貸し駐車場になるもよう。ススキノ地区で、駐車台数が比較的多い時間貸し駐車場が出現するのは、南6条西4丁目の旧若島ビル跡地に、2020年11月から運用を開始した「タイムズすすきのゼロ番地前」(38台収容)以来とみられる。

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