北大第2農場東側の通称・斜め通沿いにある六花亭北大エルム店(札幌市北区北21条西8丁目3-5)が、11月7日(月)で営業を終了する。和洋菓子製造販売、六花亭(本社・帯広市)が展開する札幌市内の店舗としてはやや小ぶり。札幌市内の六花亭店舗の閉店は、2020年10月31日の新川店(北区)以来となる。(写真は、11月7日に閉店する六花亭北大エルム店)
六花亭は現在、札幌市内に8店舗を展開している(北海道神宮境内の神宮茶屋店は除く)。内訳は、札幌本店、円山店(いずれも中央区)、札幌北店、北大エルム店(いずれも北区)、真駒内六花亭ホール店(南区)、森林公園店(厚別区)、福住店(豊平区)、百合が原店(東区)。六花亭が札幌に路面店出店したのは、1986年の円山店が最初で、以降、市内に店舗網を広げた。はっきりとした理由は分からないが、2015年に札幌本店ができるまで、北区の店舗数が多い状況が続いていた。
2020年12月12日に北区に札幌北店がオープンしたことに伴い、新川店が閉店したが、これは北区内での移転スクラップ&ビルドの出店スタイルだった。北大エルム店は札幌北店とも近いため、閉店により札幌北店の経営効率化を狙う。これによって、北区店舗数は1店舗となる。六花亭の店舗は、二つとして同じものはなく、どれも個性的な店舗ばかり。北大エルム店の閉店後は、どのように利活用されるかにも関心が高まっている。
※2022年9月14日記事一部修正しました。百合が原公園は北区にありますが、六花亭百合が原店は北区との境界に近い東区にあります。当初、同店を北区にカウントしていました。お詫びして訂正いたします。