王将フードサービス(本社・京都市)が「餃子の王将手稲前田店」(札幌市手稲区手稲前田6条11丁目)をきょう12月22日午前11時30分にオープンする。昨年12月22日に札幌1号店として「すすきの店」(札幌市中央区南3西3)を出店して以来、ちょうど1年で北海道直営7店舗目となる。(写真は、オープンする「餃子の王将手稲前田店」)
「手稲前田店」は、座席数50、駐車台数8台。立地場所は、下手稲通と石狩手稲通が交差する十字路の北西角。手稲郵便局に近く、周辺には食品スーパー「豊月」の『BOSCO店』やマックスバリュ北海道の『ザ・ビッグエクスプレス前田店』などがある。
中華料理の大衆レストランとして知られる「餃子の王将」は、札幌市内での知名度は殆どなかったが、昨年末の初出店以来、スピード出店で急速に知名度を高めている。
道内初進出となる1号店は、昨年12月22日にオープンした「すすきの店」で、その後、今年2月22日に「南二条西2丁目店」(同南2条西2丁目)、4月23日に「アリオ札幌店」(東区北7条東9丁目、ショッピングセンター・アリオ札幌1階)、さらに「白石中央店」(白石区白石中央1条4丁目)、11月1日に「イオン桑園店」(中央区北8条西14丁目、イオン札幌桑園ショッピングセンター1階)、同月21日には「新札幌店」(厚別区厚別中央3条3丁目)と続いた。
今回の「手稲前田店」で、「餃子の王将」の札幌市内店舗張り付けは、中心部2、SC(ショッピングセンー)2、郊外ロードサイド3となる。札幌の中心部と東西を押さえたことになり、今後は南北への出店で札幌を面的に押さえる出店戦略が考えられそうだ。
「餃子の王将」を展開する王将フードサービスは、10年以内に30店を展開する計画で道内進出を行っているが、新規顧客を掴んだ後のリピーター需要が外食産業の成長を支えるだけに急速出店後の反動減も懸念される。道内進出2年目を迎え、出店戦略とともにリピーター顧客をどう呼び込むか実力が試されることになりそう。