ぎょうざとカレーの「みよしの」を展開するテンフードサービス(本社・札幌市東区)は、滝川の老舗「花尻ジンギスカン」の味を承継、札幌市内で店舗展開する。8月15日(月)に「元祖滝川花尻ジンギスカンすすきの6条店」(札幌市中央区)、8月26日(金)に「狸小路店」(同)をオープンさせる。(写真は味付きジンギスカンの花尻ジンギスカン)
北海道を代表する郷土料理の一つ、ジンギスカン。滝川市は、タレ漬けの味付きジンギスカンが有名で、松尾、滝川会館、花尻商事の3系統が発展してきた歴史がある。中でも花尻商事は、市内の精肉店にタレの技術を伝授したため「花尻肉店」、「美味の花尻」、「小林ジンギスカン」、「大畠精肉店」といったジンギスカンブランドが数多く立ち上がったことで知られる。「花尻ジンギスカン」は、「花尻肉店」の伝統を受け継ぐ味付きジンギスカン。
テンフ―ドサービスが展開する「すすきの6条店」(南6条西6丁目6-15)は、南6条通沿いで、営業時間は平日17時~翌5時、土曜12時~翌5時、祝日前の日曜12時~翌5時、日曜・祝日12時~24時。「狸小路店」(南2条西2丁目4-1)は、新しくオープンする飲食施設「狸COMICHI」内に出店する。営業時間は11時~23時。
店舗では、冷凍の「元祖滝川花尻ジンギスカン」(400g)も販売し、売り上げの一部を難病とたたかう子どもたちのための医療ケア付きキャンプ場「そらぷちキッズキャンプ」(公益財団法人そらぷちキッズキャンプが運営)に寄付する。テンフードサービスは、「みよしの」、「そば処信州庵」に次ぐ第3のブランドとして「花尻ジンギスカン」を位置付け、多店舗展開を図っていく。
(写真は、「元祖滝川花尻ジンギスカンすすきの6条店」)