コメダホールディングス(HD、本社・名古屋市東区)の子会社、コメダ(同・同)が展開する珈琲所コメダ珈琲店の北見夕陽ヶ丘店(北見市)が、9月1日(木)にオープンする。北見、網走などオホーツク地域では初出店となる。(写真は、オープン準備が進むコメダ珈琲店北見夕陽ヶ丘店)

 北見夕陽ヶ丘店(北見市美芳町2丁目6-33)は、夕陽ヶ丘通ととん田通り交差点の南東角に位置する。2020年7月に閉店した「ステーキ宮北見夕陽ヶ丘店」跡を改装して出店する。店舗は、旭川第一興商(本社・旭川市)がフランチャイズ(FC)運営する。旭川第一興商は、業務用カラオケの賃貸・販売のほか、カラオケボックス「e-style」8店舗、カラオケやゲーム、ボウリングのアミューズメントスペース「遊ランド」6店舗、インターネットカフェ「funtime」2店舗を展開している。

 2022年に入ってからコメダ珈琲店のFC展開を開始、3月1日にコメダ珈琲店イオン釧路店(釧路郡釧路町、イオン釧路店内、2021年2月オープン)の運営譲渡を受け、3月9日にはコメダ珈琲店帯広3条通り店(帯広市)をオープンさせている。今度のコメダ珈琲店夕陽ヶ丘店はFC運営3店舗目。

 コメダ珈琲店は、街のリビングルームがコンセプト。こだわりの珈琲や人気のシロノワール(ふんわり焼いたデニッシュパンにたっぷりのソフトクリームをトッピングしたもの)などを提供。国内916店舗(2022年5月末)を展開しており、北海道には2016年8月に進出、現在は札幌市10店舗のほか江別市、苫小牧市、函館市、北斗市、釧路郡釧路町、旭川市、帯広市に各1店舗の計17店舗を展開している。
 コメダ珈琲店は、コーヒー豆、小麦粉など原材料価格やエネルギーコスト上昇を受け、4月から店頭価格の値上げを実施するとともに、モーニングサービスに付加価値を加えるなどした。この結果、2023年2月期第1四半期(2022年3月~5月)は、FC加盟店向け卸売りの既存店売上高が前年同期間比105・2%、全店売上高前年比が同109・6%となり、コロナ禍前の水準を上回った。


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