「ディノスボウル札幌麻生」、定期借家契約満了で7月2日営業終了

経済総合

 スガイディノス(本社・札幌市中央区)は、7月2日(土)に「ディノスボウル札幌麻生」(札幌市北区北40条西4丁目1-1、ASABU LAND2階、旧パッテス麻生)を閉店する。同社がボウリング場の営業を終了するのは、2020年9月の「ディノス旭川」(旭川市)のボウリングフロア閉鎖以来となる。(写真は、「ディノスボウル札幌麻生」が入るASABU LAND)

「ディノスボウル札幌麻生」は、2009年11月にオープンした30レーンのボウリング場。営業開始から13年目に入っているが、ビル所有者との定期借家契約が期間満了を迎え、契約更新ができないため営業を終了することにした。スガイディノスの三浦尚久社長は、「ファンの多い店舗だったので、当社としては継続したかったが契約更新ができなかったため閉店をせざるを得なかった」と話している。

 スガイディノスのボウリング場は現在、「ノルベサ」(札幌市中央区)、「札幌白石」(同市白石区)、「札幌麻生」、「札幌手稲」(同市手稲区)、「苫小牧」(苫小牧市)、「室蘭」(室蘭市)、「帯広」(帯広市)の7ヵ所。昨年よりは入場者数は増加しているものの、コロナ前の水準に戻っていない。その中で「札幌麻生」は、日中の利用者も多く、7ボウリング場の中でも業績は堅調に推移していたという。「札幌麻生」閉店後に、北区方面で居抜きを含めた新たなボウリング場開設について、三浦社長は「考えていない」とした。

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