和食処「とんでん厚別店」建て替え、11月新店舗オープンへ

経済総合

 北海道生まれの和食処「とんでん」を展開するとんでんホールディングス(HD、関東本社・さいたま市南区、北海道本社・札幌市豊平区)の子会社とんでん(同、同)は、札幌市厚別区の「とんでん厚別店」を建て替えリニューアルする。(写真は、解体工事中の「とんでん厚別店」)

「とんでん厚別店」は、国道12号線沿いにあり、「ニトリ厚別店」の向かい側に立地している。近隣には「ヴィクトリアステーション厚別店」、「餃子の王将新札幌店」などがある。店舗建て替えのため、「とんでん厚別店」は3月31日で営業を終了、その後、西武総業(札幌市白石区)が建物の解体工事に入っている。解体期間は4月12日から同月26日まで。

 解体後に新店舗建設を始める。店舗の建築主は、有限会社サカシタ(同市厚別区)、設計、監理はア・ド建築工房(同市中央区)、施工は竹内建設(同市豊平区)。新店舗のオープンは、2022年11月1日を予定している。とんでんは、サカシタから店舗を賃借して運営する。

 とんでんは、1969年に和洋菓子製造販売会社として設立。1978年にファミリーレストラン事業をスタートさせ、「浦和店」(埼玉県)に1号店を出店した経緯があり、北海道にはUターン出店だった。1992年には製菓事業とパン事業の拠点であった恵庭工場(恵庭市)を山崎製パン(本社・東京都千代田区)に売却、山崎製パン札幌工場として現在に至っている。和食処「とんでん」は現在、建て替え中の「厚別店」を含めて北海道で14店舗を展開。関東では、埼玉県の36店舗を筆頭に、千葉県21店舗、東京都15店舗、神奈川県9店舗、群馬県1店舗の82店舗となっており、関東では北海道以上に「とんでん」の知名度は高い。

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