食品パッケージの企画、製造、販売、シンギ(本社・広島市中区)は、北広島市西の里南1丁目2-9、2-20に「北海道商品センター」を建設する。同社はスタジアムテイクアウト用の容器なども企画、製造、販売しており、来春、北広島市にオープンする北海道ボールパークの需要も想定しているもよう。(写真は、シンギホールディングスが建設する「北海道商品センター」の建設地)
シンギの持ち株会社、シンギホールディングス(同・同)が建築主になって建設する「北海道商品センター」は、国道274号線沿いの「西のバス停留所」のそば。敷地面積約295坪(974・90㎡)のうち建築面積約178坪(590・00㎡)を使って、鉄骨造の2階建ての建物を建設する。延べ床面積は約313坪(1036・00㎡)、建物の最高高さは14・00m。着工は、2022年6月20日頃。設計、監理は萩原建設工業(本社・帯広市)、施工は萩原・北王共同企業体。
シンギは、弁当・惣菜や和洋菓子、ファストフード各種、ベーカリーなどのほかコンビニ、量販店向け、給食・介護向け、スタジアムテイクアウトなどの食品パッケージの企画、製造、販売を行っており、2021年5月期の売上高は約173億円。北海道には1976年3月に「札幌営業所」を開設している。商品センターは、1994年4月に開設した「静岡商品センター」(静岡県袋井市)、2008年6月に開設した「広島商品センター」(広島市中区)、2015年6月に開設した「関東商品センター」(埼玉県さいたま市北区)の3ヵ所。今回、「北海道商品センター」を新たに開設することで北海道でのシェア拡大を図る。