帯広でも「マクドナルド」新店舗建設進む

経済総合

 帯広市内で「マクドナルド」の新店舗建設が進んでいる。帯広市内には「マクドナルド」が3店舗あるが、そのうちの1店舗とは距離が近く、移転スクラップ&ビルドの可能性がある。(写真は、2021年12月20日に移転スクラップ&ビルドでオープンした「マクドナルド千歳新富店」)

 新店舗の「マクドナルド帯広白樺店」(帯広市西20条南3丁目28-14)は、白樺通沿いにあった文具、手芸、ホビー、雑貨の「コハタ」などが入っていた建物の跡地を活用して建設中。「コハタ」が入っていたビルは1978年にオープン、「かねのセンター」や「サン・ムーン24」なども入っていたが、両店の閉店後は「コハタ」がメインテナントとして営業を続けてきた。しかし、後継者難や建物老朽化もあって、2021年10月3日に43年間の営業を終えた。土地建物は旧コハタ創業者が所有している。

 建物はその後、解体されて「マクドナルド」の店舗建設が2022年2月から始まった。新店舗の建築主は、日本マクドナルドホールディングス(本社・東京都新宿区)、設計は道内の「マクドナルド」店舗を多く手掛けているフォーファイブ建築設計室(札幌市西区)、施工は大和ハウス工業(本社・大阪市北区)の北海道支社(札幌市東区)。工期は、2022年2月から同年8月19日までとなっており、新店舗オープンは8月26日(金)が予定されている。

「マクドナルド柏林台店」(西18条南3丁目27-36)をFC(フランチャイズ)運営している有限会社クラッチ(帯広市)が新店舗も運営する。ただ、同店舗と新店舗の距離は800mほどと近く、移転スクラップ&ビルドによる店舗再配置の可能性が高い。新店舗の敷地は、400坪以上と広く2レーンのドライブスルーも登場しそう。

 道内の「マクドナルド」新店舗建設は現在、札幌市中央区北5条西18丁目でも進んでいる。こちらは、近隣の「北5西20店」が移転スクラップ&ビルドの形で「北5西18店」となり、2020年7月中旬にオープンする予定。

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