「もりもと」の札幌路面店1号店「山の手店」、27年間の営業終了へ

経済総合

 和洋菓子・パン製造販売のもりもと(本社・千歳市)は、3月21日(月)で路面店の「札幌山の手店」(札幌市西区山の手3条6丁目3-1)の営業を終了する。開店から27年、店舗老朽化のため閉店を決めた。(写真は、3月21日で閉店する「もりもと 札幌山の手店」)

「札幌山の手店」は、もりもとが札幌市内の路面店として最初に出店した店舗で、琴似栄町通と山の手通の交差点北西ゾーンに立地している。オープンから27年で閉店を決めたことについて、もりもとは「店舗老朽化が激しく、快適にお買い物をしていただくことが難しくなり、閉店という苦渋の決断をすることになりました」(広報)としており、閉店後には近隣店舗である「イオンモール札幌発寒店」(西区)や「マルヤマクラス店」(中央区)の利用を呼び掛けている。コロナ禍による影響を受け、今後についても見通せないため解体建て替えについては慎重に見極めるようだ。

 閉店に向け、同店利用者にはもりもと直営店で使える10%OFFやデコレーションケーキの500円割引券が付いたクーポン券を配布しているほか、3月19日(土)から閉店日の21日までは、全品10%OFFの感謝セールを実施する。
※2022年3月13日読者の指摘により記事一部訂正しました。苦汁の決断→苦渋の決断。

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