本格中華レストラン「中国家郷菜 暖龍」(以下、暖龍)を展開するサプライズ(本社・栃木県宇都宮市)は、3月上旬に「暖龍北8条店」(札幌市北区北8条西3丁目28、札幌エルプラザ地下1階)をオープンさせる。これにより、札幌市内の「暖龍」は11店舗になる。(写真は、「暖龍北8条店」の出店場所)
「暖龍北8条店」が出店する場所では、現在、サプライズのそば・居酒屋「山わさび北8条店」が営業している。この場所では、以前は同社の「北前そば高田屋北8条店」が営業していたが、2013年に「山わさび」に転換した。2月中旬現在、「山わさび」の看板と「暖龍」の看板が掲げられている。
「暖龍」は、かつて存在していた飲食チェーン運営企業、タスコシステム(札幌市中央区)が展開していた中華レストラン「暖中」がベース。同社は2008年頃に経営難に陥り、サプライズが店舗を取得するなどして「暖龍」に店舗名を変更、現在に至っている。タスコシステムはその後も存続していたが、2016年に自己破産した。サプライズの展開する「暖龍」は現在、札幌市内10店舗のほか旭川市と釧路市に各1店舗の計12店舗ある。「北8条店」のオープンによって道内13店舗になる。