軽自動車館、中古車販売苦戦でも「札幌清田店」3月出店

経済総合

 東京証券取引所のTOKYO PROMarketに株式上場している軽自動車館(本社・札幌市中央区)は、3月に「札幌清田店」(同市清田区真栄4条5丁目19-10)をオープンさせる。軽自動車館の13店舗目になる。(写真は、「軽自動車館・札幌清田店」の出店場所)

 出店場所は、羊ケ丘通沿いで、2021年9月に移転した中和石油(本社・札幌市中央区)の「スズキ販売ちゅうわ清田店」跡を利用する。軽自動車館の新車・未使用車、中古車の販売店は、「札幌本店」(北区)、「新さっぽろ店」(厚別区)、「札幌東店」(東区)、「札幌南店」(南区)のほか、「いわみざわ店」(岩見沢市)、「北見店」(北見市)、「旭川店」(旭川市)、「函館店」(函館市)、「苫小牧店」(苫小牧市)、「帯広店」(帯広市)、「釧路店」(釧路市)の道内11店舗のほか、東北で「せんだい店」(仙台市泉区)を展開している。「札幌清田店」は、札幌市内5店舗目となる。

 軽自動車館の2022年4月中間決算(2021年5月~10月)は、売上高15億8300万円、100万円の純損失だった。新車、未使用車の販売は計画よりも上回ったため売上高は前年を9・5%上回ったが、中古車販売は大手中古車販売店が道内に大型店舗をオープンするなど他社との競争が激化、販売台数が計画より下回り利益面で苦戦した。下期も状況に変化は見られないとして、通期は売上高29億5100万円、純利益2600万円と前年より3・9%の増収、81・8%の純利益減を予想している。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER