「ゲオ&セカンドストリート」札幌南21条セット店舗閉店へ

経済総合

 ゲオホールディングス(本社・名古屋市中区)の子会社ゲオ(同・同)とセカンドストリート(同・同)が札幌市中央区内で展開するセット店舗が、2022年2月27日(日)で閉店する。(写真は、2022年2月27日で閉店する「ゲオ札幌南21条店」と「セカンドストリート札幌南21条店」)

 閉店するのは、中央区南21条西9丁目2-15の白石藻岩通沿いにある「ゲオ札幌南21条店」と「セカンドストリート札幌南21条店」。「ラーピス南21条ビル」内の1階に「セカンドストリート」、2階に「ゲオ」が入っている。ゲオ店舗は、DVD、ブルーレイ、CDのレンタルやゲーム、家電、トレカの販売、セカンドストリートは、総合リユースショップ。

 店舗が入っている「ラーピス南21条ビル」は、不動産賃貸業の東建(札幌本社・札幌市中央区)が1997年3月に竣工した3階建てのビル。1階のセカンドストリートは約103坪、2階のゲオは約160坪。1階にはソフトバンクの携帯ショップが入っていたが、移転のため閉店し、後継テナントとして2020年4月に「ファミリークリニックさっぽろ山鼻」が入った。

 DVD、CDレンタル業界では、これまでに「TSUTAYA」の閉店が続いていたが、「ゲオ」店舗の閉店も増えてきた。道内では「ゲオ札幌星置店」(札幌市手稲区)が2021年9月26日に、「ゲオ文教堂札幌ルーシー店」(同市白石区)が同年11月23日に店舗統合のため閉店している。今回の閉店は、店舗統合を伴わない閉店となる。また、「セカンドストリート」は、「TSUTAYA」跡に出店するなど道内では出店攻勢をかけており、閉店は珍しい。

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