100周年の道内企業は「岩田地崎建設」「宮坂建設工業」など55社、帝国DB札幌支店調べ

経済総合

 帝国データバンク札幌支店は、2022年で周年記念を迎えるアニバーサリー企業をまとめた。それによると、創業100周年の企業は、岩田地崎建設(本社・札幌市中央区)や宮坂建設工業(同・帯広市)など55社であることが分かった。(写真は、2021年4月に新築移転した帯広市内の宮坂建設工業本社)

 帝国データバンクの企業データベース「COSMOS2」(約147万社収録)を使って、道内の「周年企業」(個人経営・特殊法人含む)を抽出、分析したもの。2022年に創業から節目となる「周年記念」を迎える企業は、道内に6384社。このうち10周年が1073社と最多で、20周年が1066社、50周年が1061社と続き、100周年は55社、150周年は4社だった。

 1872年(明治5年)創業の150周年企業は、日本清酒(本社・札幌市中央区)と合資会社一の秋野総本店(同・同)など。日本清酒の前身は「柴田酒造店」で、1959年には当時、国内最大級の酒造工場「丹頂蔵」を竣工している。「千歳鶴」や「余市ワイン」なども醸造。一の秋野総本店は、漢方薬専門薬局で、一時期はサハリンにも出店していた。社屋は建設から121年を迎え、札幌市の「さっぽろ・ふるさと文化百選」に選ばれている。

 1922年(大正11年)創業の100周年企業は、岩田地崎建設、学校法人札幌静修学園(札幌市中央区)、宮坂建設工業、田巻美石園(本社・北見市)など。岩田地崎建設は、創業者の岩田徳治氏が、札幌村大字苗穂村に1人で土木建築請負業を始めたのがルーツ。2007年に地崎工業を吸収、道内建設業界のリーディングカンパニー。学校法人札幌静修学園は、札幌・中島で札幌静修女学校として開校、1992年の70周年には道内初の国際科(現ユニバーサル科)を開設、2000年に男女共学になった。2021年11月には農業ベンチャー、マイファーム(本社・京都市下京区)代表取締役の西辻一真氏(39)が、理事長に就任した。
 宮坂建設工業は、本店のある帯広市のほか札幌市、釧路市、東京都に拠点を開設、道内全域と関東地区を営業エリアにしている。田巻美石園は、「花のタマキ」として北見で親しまれていおり、社屋に隣接する庭園は春から秋に開放され、様々な植物が鑑賞できる。
 

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