「味の時計台」から「魂心家」にブランド転換、今年4店舗目「発寒店」(札幌市西区)オープン

経済総合

 ラーメン店運営の時計台観光(本社・札幌市中央区)は、横浜家系ラーメン「発寒魂心家」(札幌市西区発寒13条3丁目7-54)を12月17日にオープンさせた。「味の時計台発寒店」をブランド転換したもので、同社が展開する「魂心家」は4店舗になった。(写真は、オープンから2日目の「発寒魂心家」)

 時計台観光は、2020年10月に関東や、東海・甲信などで「魂心家」約30店舗を展開しているトイダック(本社・神奈川県大和市)の鴨田誓一代表取締役が個人で事業承継、赤字体質の脱却に向け再生に取り組んでいる。直営・FC(フランチャイズ、道内・道外・海外)で「味の時計台」を約30数店舗を展開していたが、直営店では「味の時計台」の味のバージョンアップと価格の引き下げを行うとともに、店舗を「魂心家」やサブブランドの「アジノトケイダイ」、「アジトケ」に転換してきた。

 FC店の一部を直営化したことから直営店舗数は変動しているが、直近では「味の時計台」4店舗、「魂心家」3店舗、「アジノトケイダイ」、「アジトケ」各1店舗の計9店舗を展開していた。今回、「味の時計台発寒店」を「魂心家」に転換、これにより同社が運営する「魂心家」は「味の時計台」の店舗数よりも多くなり、文字通り二枚看板での展開になる。

「魂心家」は、濃厚でまろやかな豚骨スープと特注の中太麺が特徴の横浜家系ラーメン。1杯700円前後でライスは食べ放題。道内では2021年1月9日に「東雁来魂心家」(札幌市東区)、3月12日に「苫小牧魂心家」(苫小牧市)、7月30日「石狩魂心家」(石狩市)を転換オープンさせてきた。

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