世界4大会計事務所・総合コンサルティングファームの一つである、EY(アーンスト・アンド・ヤング)の日本法人EY Japanが主催するアントレプレナー(起業家)表彰制度「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2021ジャパン」(以下、EOY Japan)の北海道地区代表として、ファイバーゲート(本社・札幌市中央区)の猪又將哲(いのまた・まさのり)社長(56)が選出された。猪又氏を含む国内8地区の代表者など10人の中から日本代表を選ぶ「EOY Japan」は、きょう12月6日(月)にオンラインイベントとして開催される。(写真は、ファイバーゲートの猪又將哲社長)

「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」は、アントレプレナーの活動を奨励し、先見性やリーダーシップ、功績を称える世界的な賞。日本では「EOY Japan」として2001年から実施されており、今年で21年目。地区大会となる北海道大会は、2013年から開催され、今年が9回目。これまでの北海道地区代表には、クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之代表取締役、北の達人コーポレーションの木下勝寿社長、ソメスサドルの染谷昇社長、カンディハウスの藤田哲也社長、セコマの丸谷智保会長、エコモットの入澤拓也代表取締役などが選ばれている。

 今年、北海道代表に選出されたのは、ファイバーゲートの猪又社長。ファイバーゲートは、2000年9月に国内・国際電話サービスの加入取次「ハローライン二十一」として仙台市内で設立され、2003年11月に猪又氏が全株式を取得して社長に就任。ファイバーゲートに社名変更、本社を札幌市中央区に移した。Wi-Fiのパイオニア的存在で、市場をつくりながら業績を向上させてきた。通信系キャリア以外の独立系Wi-Fiソリューション企業として全国展開しており、マンション、アパート向け全戸一括インターネット接続サービスを提供する「レジデンスWi-Fi」で観光地、商業施設向けの「フリーWi-Fi」も手掛ける。通信機器の開発・製造からサービス提供、サポート体制まで一貫して取り組んでおり、競合大手との差別化で業績を拡大している。東京証券取引所一部、札幌証券取引所本則市場に上場している。
 きょう12月6日16時から開催される「EOY Japanオンラインアワードセレモニー」で、猪又社長を含む国内8地区の代表者など10人の中から日本代表が選ばれる。



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