「きのとや大丸店」8日リニューアル、パッケージデザイン一新、限定「バターパイサンド」も

経済総合

 洋菓子製造・販売のきのとや(本社・札幌市白石区)は8日、「きのとや大丸店」をリニューアルオープンさせる。JR札幌駅直結の大丸札幌店地下1階にあり、白を基調にシンプルな店内として上質さを表現、商品の魅力を引き立てる店舗デザインになっている。パッケージ、包装紙、手提げ袋などのデザインも一新、限定商品も揃える。(画像は、リニューアルした「きのとや大丸店」)

「きのとや大丸店」は、「大丸札幌店」が開業した2003年に出店。今回、19年目を迎え、初めての大幅リニューアルを行った。壁面や棚にはチップを散りばめたテラゾータイル(人造大理石)を貼り、カウンターと什器の腰の部分にはクラフト感のある半円形状のタイルを使った。主張がありながらも優しく心地良い空間となっている。

 パッケージや包装紙、手提げの新デザインは、世界的に活躍する彫刻家・デザイナー、五十嵐威暢氏が創作。「きのとや」創業の原点である常に謙虚に努力する「きのと=二番手」の思いからイメージを広げて紡ぎ出された自由な線は、温もりとのびやかでダイナミックな生命力がある。パッケージの色彩は、緑豊かな札幌をイメージしたアースカラーを中心に、ナチュラルで上品な親しみやすいものにした。

(画像は、「きのとや」の新パッケージデザイン)

 リニューアルに合わせて、限定品や新商品も販売する。「バターパイサンド」は、サクッと香ばしいパイ生地と北海道産バタークリームを使ったもので、サクサクの食感と表面にまぶしたカリカリ食感が楽しめ、サンドしたバタークリームのコクと風味が口の中に広がる。2個入り810円(税込み)から。

(画像は、限定商品の「バターパイサンド」)
(画像は、限定商品の「福かしわ縁起缶」)

「福かしわ縁起缶」は、北海道産の小麦粉とてんさい糖を使用、こんがりサクッと焼き上げたバターが香るサブレーで、金色の缶とともに提供。3枚入り880円(同)。北海道産小麦粉、発酵バター、生クリーム、てんさい糖を使った、きのとやバームクーヘンの美味しさをそのままに、食べやすいサイズにした「小さなバームクーへン」も新登場する。2個入り918円(同)から。
 また、きのとやで年間20万個以上を販売する人気のオムケーキのうち、リニューアル記念として、「シャインマスカットのオムケーキ」(税込み734円)、「渋皮栗のオムケーキ」(同756円)も季節限定で販売する。

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