リサイクル・リユース事業や介護福祉事業、ブランディング・コンサルティング事業などを行っているノースジニアス(本社・札幌市豊平区)の子会社ノースジニアス・アール(同・同)は、このほど札幌市中央区北3条西17丁目2-6にリメイクやアンティーク家具・雑貨のインテリアショップ「ReMOKU(リモク)」をオープンさせた。フェアトレードコーヒーなどを提供するカフェ「SRC(エスアールシー)」も併設している。(写真は、「ReMOKU」と「SRC」が入っているビル。写真はいずれもノースジニアス・アール提供)
(写真は、アップサイクル家具のテーブル)

 店舗は、北3条通と西8丁目通交差点の北東角地にある2階建ての「銀ピカ」ビル。藤栄(とうえい)ビル(札幌市中央区)が建設した「藤栄ビルR」を賃借、9月25日にオープンした。1階の「ReMOKU」では、リメイク家具、ヨーロッパや北欧のアンティーク家具、木製、金属の雑貨やスワッグ(壁飾り)など様々なインテリアアイテムも取り扱う。リメイク家具は、廃棄されてしまうはずだった家具に新たな価値を付けたアップサイクルの商品で、6種類の木を組み合わせて製作されたテーブルや本などを収納するブックシェルフなどがあり、いずれも職人がデザイン、製作している。


(写真は、アンティーク家具のライティングデスク=上とシザーライト)

 アンティーク家具は、ヨーロッパや北欧のものを取り扱っている。競合の店舗では扱っていないような珍しいデザインや「一点モノ」のレアアイテムを厳選して販売する。インテリアアイテムでは、札幌スタイル認証を受けた工房で作られた商品や、他店舗では販売されていないアイテム、デザインを中心にラインナップ。家具製造時に出るカンナ屑をアップサイクルして作ったリースなども揃える。

 2階のカフェ「SRC」は、フェアトレードコーヒーを、より香りが引き立つワイングラスで提供。ピスタチオのジェラートを包んだアイスロールケーキ、プレーン、アールグレイ、オレンジの3種類のカヌレも用意している。広さは1階、2階とも約30坪。

(写真は、2階のカフェ「SRC」の店内)

 ノースジニアス・アールでは、これまでリユース事業を中心にしていたが、「ReMOKU」を通じて新たにアップサイクル事業に進出、「SRC」とともにエシカル消費(倫理的な消費)に繋げ、ノースジニアスグループのSDGs(持続可能な開発目標)経営を進めていく。



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