札幌・北3西17に「銀ピカ」ビル、9月初旬にアンティーク家具販売「REMOKU」出店

経済総合

 札幌市中央区北3条西17丁目2に「銀ピカ」ビルが誕生した。この特徴的な建物に9月初旬、アンティーク家具、雑貨販売の「REMOKU」がオープンする。(写真は、「REMOKU」の出店場所)

 この2階建て「銀ピカ」ビルがあるのは、北3条通と西8丁目通交差点の北東角地。以前は北海道銀行本店ビルなどを設計した建築家、故田上義也氏の設計による2階建て「シャルフエーフ商会」(ロシア人シャルフエーフによる農業用機械の輸出入商社)が建っていた場所。このビルは2019年に解体され、新たに藤栄(とうえい)ビル(札幌市中央区)が21年6月に2階建てのこの「銀ピカ」ビル、「藤栄ビルR」を竣工させた。

 このビルに入る「REMOKU」は、ノースジニアス(本社・札幌市豊平区)のグループ会社でリサイクル事業、シェアリングエコノミー事業等を展開しているエ・モレイセス・リヴズ(同・同)が運営する。同社は、札幌市を拠点にリサイクルショップ「コレクトワン」を3店舗、不用品の買取サービス「おまかせ猫の手」を展開しているほか、「遺品整理 想いて」を札幌、旭川、苫小牧、函館、横浜で展開。また、カメラ・レンズ買取専門店、PC買取専門店なども出店している。今回出店する「REMOKU」では、リメイク家具、アンティーク家具、ビンテージ家具、インテリア小物などを扱い、カフェも併設する。
 
「銀ピカ」ビルを建てた藤栄ビルは、ほぼ同じ外観の「藤栄ビルF」(中央区南5条西24丁目1—35)、「藤栄ビルG」(同区南6条西21丁目348—20)も保有している。

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