札幌厚別通に「スタバ」と「JINS」、瀟洒(しょうしゃ)な建物が街に彩り

経済総合

 札幌市白石区の厚別通沿いに10月2日(土)、新しい商業スポットが誕生する。白石区初進出の「スターバックスコーヒー札幌川下店」とメガネの「JINS札幌厚別通店」。瀟洒(しょうしゃ)な外観を持つ2棟が並び建ち、厚別通を彩ることになる。(写真は、10月2日にオープンする「JINS札幌厚別通店」=手前と「スターバックスコーヒー札幌川下店」)

 2店舗がオープンするのは、白石区川下5条4丁目1-20と1-25。昨年10月末に移転のため閉店した「ホンダカーズ札幌中央U-Select札幌東」跡地を利用して、建設された。建物の建築主は、三菱HCキャピタル(本社・東京都千代田区)のグループ会社、MULプロパティ(同・同)、設計は街制作室(札幌市中央区)、監理はピーエス三菱(同・東京都中央区)札幌支店(札幌市北区)一級建築士事務所、施工はピーエス三菱札幌支店。建設工事は、2021年5月中旬から始まっていた。 

 スターバックスコーヒージャパン(本社・東京都品川区)が展開する「スターバックスコーヒー札幌川下店」は、東側の建物に入り、ドライブスルー併設の店舗。「スターバックスコーヒー」としては、道内45店舗目(札幌市内25店舗目)になる。
 ジンズホールディングス(東京本社・東京都千代田区、前橋本社・群馬県前橋市)の子会社ジンズ(同、同)が展開するメガネ専門店の「JINS札幌厚別通店」は西側の建物に入る。店舗の外構には「ライラック」を植樹、店内の待合スペースのテーブルやベンチには地元北海道産の「白樺」を部分的に使用、地元客に馴染み深い木材や植物を多く取り入れた空間にしている。道内で13店舗目(札幌市内9店舗目)で、札幌では「JINS」初のロードサイド店舗。

 白石区と厚別区を結ぶ厚別通は、片側3車線の都市計画通。月寒川から厚別川までの区間は、自動車関連の店舗が多く、スーパーやコンビニを除けば通過型道路だった。新たに誕生する瀟洒な建物に入る「スターバックス」と「JINS」は、隣接するドライブスルー併設の「マクドナルド厚別通り川下店」とともに厚別通を彩ることになりそうだ。

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