旭川の「成吉思汗 大黒屋」が函館に2号店、10月末出店へ

経済総合

 旭川の人気ジンギスカン店「成吉思汗 大黒屋」が、10月末に函館に2号店を出店する。2002年の開店以来、旭川だけで運営してきたが、昨年末に「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋(本社・愛知県一宮市)がM&A(企業の合併・買収)、積極出店に舵を切る。(写真は、「成吉思汗 大黒屋」の店舗)

「成吉思汗 大黒屋」(旭川市4条通5丁目)は、2002年に地元の大黒商事が創業。肉厚の生ラムを秘伝のタレで食べるのが人気で、観光客や地元客の評価が高い。昭和通の4条通7丁目に「本店」を構え、2010年に「5丁目支店」(4条通5丁目)を出店。その後、「本店」は老朽化で2016年に閉店、「5丁目支店」だけで営業してきた。

 創業者の後継者難から、昨年12月29日に壱番屋が大国商事の全株を取得、子会社化した。店舗展開について、当時壱番屋は「未定」としていたが、このほど10月末に2号店として「函館五稜郭店」(函館市本町23番5号、マルゼンビル1階)を出店することが分かった。以前は、ワタミ(本社・東京都大田区)が「旨唐揚げと居酒メシ ミライザカ函館五稜郭店」を営業していたが、同店は2020年5月末で閉店、「大黒屋」がそこに居抜き出店する。行啓通沿いで複合商業施設「シエスタハコダテ」から近い。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER